勉強とは、一言でいうと「つっこみ」と「なるほど」だと思います。 教科書や資料集を読み進めていく上で 「~とは何?どんなこと?」と疑問を投げかけ、 それに対して「なるほど~ことなんだね」 と納得出来るまで理解を深めていくことなのだと思います。
生物学の専門家によると、人は本来、とても好奇心の旺盛な生き物で、わからないことがあると知りたいと思い、 出来ないことがあると、次はこうしたら出来るかなと考えながら自分の手で何度も挑戦して確かめようとする習性があるそうです。
例えば、幼い子供が積み木遊びをしている際、 横から大人が手伝おうとすると本気で怒ったりしませんか? 子どもは自分の力で組み合わせを考えて積み木を積み、また自分の手で積み重ねたものが崩してしまう経験を経て、 こうしたら崩れて失敗するのだなと学び、次に失敗しないためにはこうしてみよう、と自ら新たに考えて試そうとします。
勉強も正に同じことだと思います。 最初から完璧を求めて失敗を恐れる必要はありません。 失敗した時には辛く悔しいかもしれませんが、この気持ちが自分を成長させるための肥やしとなります。 すなわち同じ失敗をしたくないと考え、原因を理解し繰り返さないようになります。 その上で、新たなことに挑戦しようとします。
このように失敗しながら挑戦しつづける姿勢が、 まさに私が勉強を通じて子どもたちに学び取ってもらいたいことです。 子どもたちが今やっている勉強は必ず正解がありますが、 社会に出ると仕事や人間関係などなど、完璧な正解がないことがいくらでもあります。
勉強を通じて想定と検証を繰り返しながら、失敗を恐れずに新たなことに挑戦し、 例え失敗したとしてもそこから多くを学び、更に修正・改善をしていく経験を多く積んでいれば、 社会でぶつかる難問も乗り越えていけるようになると信じています。
小学生・中学生・高校生には大いに遊ぶ時期です。 楽しく遊ぶことももちろん結構ですが、 挑戦を数多く経験して自らの力で解決した経験を積み、 自信をつけて成長していってほしいと強く願っています。
10年後の未来の自分は毎日の積み重ねによって作られている。 だからこそ、今この瞬間に勉強を通して出来ることを失敗を恐れずに正面から向き合って、 思いっきり取り組んでほしいのです。
私は家庭教師の仕事を20年、大手進学塾の専任教師時代も含めると25年の経験があります。 子どもたちに潜在的に眠ってる学力を引き出したい、この思いで、今までに数多くの小学生・中学生・高校生の子供たちを見てきました。 家庭教師アズ金沢教室では、教科書・資料集など学校教材を中心に、 学習内容の本質を理解させること、学問を多角的に捉えさせることに重きをおいています。
教科書中心に指導し学習している内容の本質をつかませること、 子どもたちが本来持っている力を引き出す指導法に自信があります。 金沢市、石川県内の方はぜひとも、お気楽にご相談していただけたらと思います。