教科書とワーク、実力テストを使った勉強法で、国語の苦手だった中学生の子が30点台から80点台に!
・苦手意識の強い国語を克服したい、国語で得点出来る喜びやわかる面白さを味わいたい小学生・中学生・高校生
・教科書と学校教材を使った勉強方法を身に付けさせたい、とお考えの小学校高学年のお子様のお父様・お母様
・高校・大学入試に通用するような国語力を身に付けさせたい、学校の教科書やワーク、新研究のみを利用して成績を上げたいとお考えの中学生・高校生のお子様のお父様・お母様
石川県の公立高校入試の国語の平均点はここ五年間の平均を見ても54点と受験科目五教科の中で最も高いです。ということは、国語で得点を稼げないことは他の受験生に差を付けられるため、国語よりも平均点の低い他の教科でその分を挽回することになり、負担が大きくまります。
センター試験の配点は受験大学毎に異なりますが、一般的には900点中200点と高配点なため、大学受験をする高校生にとって、英語・数学同様に力を入れる必要があります。また国語力は全ての教科を勉強する上でとても重要な教科となります。正確に問題文を読み取る力、それに対して的確に答えて書く力が共に必要となります。
石川県内(金沢市・野々市市・白山市・かほく市・小松市・能美市・加賀市・羽咋市・七尾市・津幡町・内灘町・川北町・宝達志水町)にお住まいの中学生・高校生、そのお父様・お母様に、教科書と学校の教材を中心にお子さんの国語力を伸ばす3つの秘訣をお話いたします。国語は数学のように答えが明確でないから難しいとのご意見もありますが、どんなに難しい記述問題でも解答を作る際に必要な要素は全て本文中にあります。ぜひご参考になさってください。
国語力で最も大切な力は読解力です。この読解力を高めていく上で、障害となるものの一つに読めない漢字、もしくは読めても普段使い慣れていない漢字や漢字以外の語句が出てくることです。
この傾向は国語の現代文の中でも、苦手意識を強く持つ子が多い評論文でより顕著になります。書かれている文章を正確に読み取ろうとする課程で、読めなかったり、読むことは出来てもいまいち意味の分からない言葉が出てくれば出てくるほど、本文の内容がぼやけて正確に概要を掴むことが難しくなってしまいます。
対策として、特に高校生の現代文対策には、評論文に頻出されている単語集を使って語彙を増やしていくだけでも如実に効果を感じることが出来ます。
国語を苦手とし、テストの得点が低い子の答案用紙を見せてもらうと、かなりの高い確率で漢字の小問に対して、ほとんど得点出来ていません。これは単に漢字の勉強不足と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。
「果たして本当にそれだけが原因なのでしょうか?」
家庭教師アズ金沢教室で今までに数多くのご家庭と出会い、様々なお子さんたちに出会ってきた経験から言わせてもらうと、国語の得点が低い子の大半は漢字の書き取りなど対策を怠っている子が多いです。しかし、漢字の書き取りを頑張ってきた子の中には、定期テストでは書き取りの反復練習を相当頑張って乗り切ってきたものの、実力テストや模試になると忘れていることが多く、得点を落としている子も結構な割合でいました。
その反面、漢字の書き取りはそれ程行ってこなかったのに、定期テストの漢字はほぼ満点を取っている子もいます。また小学生は学校の授業の中でも多くの時間を割いて漢字の書き順から書き取りの宿題を課されたりしてきましたが、中学校になると小学校の時程多くの時間を漢字に割くことは無くなり、宿題に書き取りを課している学校もまちまちなようです。ましてや高校生にもなると、書き取りの宿題はほぼ皆無になり、せいぜい漢字の小テストがある程度ですが、書き取りをしなくても満点を取る生徒が多く存在しているのもまた事実です。。
「では一体何が必要になるのでしょうか?」
その答えは、漢字や語句の意味そのものを理解することに重きを置くことです。決して、漢字や語句の意味を理解しないままに力技で反復練習の書き取りで丸暗記しようとしてはいけません。短期的には成功しても、長期的な視点で考えると、精神的にも時間的にも非常に負担が大きくなってしまいます。
辞書を使って全ての意味を調べていけたら一番いいのですが、時間や精神面を考えた定着率を考えると得策とは言えません。そこで具体的には三つあります。
一つ目は、漢字で出てくる語句に関しては漢字を構成している辺などの作りに含まれている読み方や意味を覚えること。
二つ目は、熟語を構成している漢字を一文字ずつ訓読み(大和言葉)して意味を想像すること。
三つめは、文章の前後から推測して言葉の意味を捉えていくこと。
秘訣1でご紹介したことを実践していくことで、国語力の鍵となる読解力を高めていくための準備が整っていると言えます。漢字が満足に読めない子が読解力が弱いと言われると、納得される方が大半化と思いますが、読解力の弱い子でも実際に本文を読ませてみると、テストでの得点が低いのにも関わらず、漢字も含めてすらすらを読める子も多く存在しています。
「漢字が読めるのに読解力が弱い子の原因は一体何なのでしょうか?」
それは、本文を考えながら読まずに、ただ単に文字として読んでいるだけだからです。こう断言すると、私はきちんと考えながら本文を読んでいる、と反論する方もいるかと思います。現に、こうした声は今までにも多く聞いてきました。
そこでこういったお子さんに対して、自分が考えながら本文を読めていないことを自覚させるために行っていることがあります。それは、特に実力テストや模試などの繰り返し読んでいない文章に対してより有効なのですが、「この文章をもう一度しっかりと呼んでみてくれるかな」、と伝えます。
そして、読み終わった後、読んでもらった本文を裏返して、三つの質問をします。
「何のテーマについての文章だった?」
「筆者が一番言いたいことは何だった?」
「なぜそう考えたの?その理由は?」
すると、多くの子が「えーっと、何についての話って言えばいいのかな」、と考え込んだり、「もう一度本文を読み返してもいいですか?」、と言ってきます。もしくは、答えてくれるものの、時間がかかったり、ぼんやりとした受け答えで、読解力の弱いこの中ではっきりと答えてくれる子はほぼ皆無です。
家庭教師アズ金沢教室では対策として、ワークなどの問題演習を中心に据えた指導は定着率や時間対効果を考えて行いません。とにかく本文の内容をじっくりと考えながら読み、概要を簡潔に捉える訓練に重きを置きいて指導します。コツは、書かれている文章に沿って、「ツッコミ」を入れながら、「なるほど」となるように読み進めていくことです。
ここでは評論文についてのみ、ご紹介します。本文を一通り読み終えた後、
1、【何についての話か?テーマは何か?】
2、【筆者の一番言いたい結論は何か?】
3、【筆者が結論にいたるための理由・根拠は何か?】
これを自分の言葉で書き出すことを訓練していきます。
テストで読解しながら解答を作っていくための詳しい段取りについては、他にも接続詞に着目したり、本文を読解しながらどう足跡としてマーキングをしていくかなど、個別の指導の中で具体的に教えています。
秘訣二までで、国語力はかなり高まってきていると言えますが、テストや模試・入試で得点を積み重ねていくたまには、これだけでは不十分です。
相手の伝えたい、と思っていることを本文から正確に読み取った後、それを第三者が見てもきちんと理解することが出来るように簡潔かつ明確に伝えるように書くことが出来なくてはなりません。
コツは、最初から完成されたような文章を作ろうとするのではなく、先ず第一に、【主語】と【述語】を明確にすることです。その上で、より内容に厚みを持たせるように補語や目的語、修飾する言葉を付け足していくことです。
これは国語だけでなく、英語に対しても言える事なのですが、主語と述語さえ正確に掴んでさえいれば、本文に書かれている概要を捉え誤ることが決してありません。
そのためにも、本文を読解する際には考えながら読解することと同時に、秘訣二でご紹介した本文を読解した後に自分の言葉で簡潔に三つのことを書き出す訓練をしていくと、時間とともにどんどん研ぎ澄まされていきます。
ここまでの3つの秘訣を意識しながら多くの時間をかけて勉強を継続する事が出来たら、少なからず成績が上がり易くなるということは、みなさんも共感していただけるのではないかと思います。しかし問題なのは、勉強には国語以外の教科もあること部活動などの勉強以外で体力的にも時間的にも十分に勉強する時間を確保することが難しいという現実があることです。
そこで家庭教師アズ金沢教室では、テスト直前にまとめて提出させられる学校のワークや問題集を家庭教師の指導や学校の授業の後の復習として、日頃の自宅学習の計画に取り込んで利用し、進めていくページや内容についても優先順位をつけて指導します。また教科書やワークに付随する自学ノートの宿題がある際は、直近で指導した内容を定着させられるように、お子様一人一人の状況に合わせた量や取り組む頻度・時間を具体的にアドバイスします。
英語の一部を除いた全教科のテスト問題や教科書の内容は、日本語で書かれています。即ち、国語力が上がることによって、国語の得点は勿論、その他の教科にも好影響が出ることは必須です。
家庭教師アズ金沢教室の指導では、学校で与えられた教科書やワークなどの教材をしっかりと使いこなすことで、限られた時間と資源の中で、最大限の成果を出せるように工夫したご提案を出来ることが強みです。こういった勉強方法の基本を身につけることが、国語だけではなく他の教科の得点アップにもつながります。
※ここにご説明した内容については無料学習相談・体験授業(0120-66-2020)でご確認いただけます。