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私立高校入試に向けた過去問の効果的な使い方

石川県内では毎年1月末から2月上旬にかけて私立高校の入試が開催されています。これは石川県内だけでなく、どこの都道府県でも同様に私立高校毎に入試問題の内容や配点が異なっています。例えば、石川県内では近年目覚ましい難関大学への合格実績を誇り、金沢市内にとどまらず、南は小松市や加賀市、北は羽咋市あたりまで併願・専願問わず人気の高い星稜高校では全体的に問題の難易度が高いです。4つのコース分け毎にカリキュラムの特色を出し、よりきめ細かい指導で人気の金沢高校。

また系列に北陸学院大学をもち、生徒当たりの教員数が多くて面倒見がいいと評判の北陸学院高校や金城大学をもつ遊学館高校、金沢学院大学をもつ金沢学院東高校、金沢工業大学をもつ金沢高専などは高校卒業後の内部推薦で大学進学し易いことも考えて志願する受験者も多いです。

私立高校入試問題の特徴と5つの対策手順

私立入試では公立入試とは違い、高校毎に問題の難易度や出題の傾向にも特色があります。そこで私立高校の入試を突破するためには漠然と問題週の演習を積み重ねた勉強ではなく、それぞれの学校毎の出題傾向を早目につかみ、それに沿った勉強を進めていくべきです。

先ず第一に、受験する私立高校の過去問を用意して、昨年度のものを制限時間通りに自力で解いてみます。その後、厳密に得点を出し、教科毎の得点のばらつきや問題の難易度や問題を解く時の時間配分を肌で感じることから始めます。

第二に、模範解答を見ながら、解いている時には気付かなかったものでも模範解答を見たら見覚えのあるものや理解できるものとそうでないものとを分類し、更に何点上積みが出来そうだったのかシュミレーションします。

第三に、解答を見たらわかるのに何故、自力で解いた際には気付けなかったのか、間違えた自分の解答と模範解答とは何が違ってどう選別したらよいのか、新研究や教科書を使って明確に確認をとります。選択問題に関しても、正解の内容を確認するだけでなく、他の選択肢の内容はもちろん、問題文の中に出てくる語句で見覚えがあっても内容を明確に答えられないものに関しては同様に新研究や教科書・資料集を活用して視覚的にも明確に捉えて理解していきます。

第四に、特に得点しきることが出来なかったものの、解答を見たら見覚えのある教科や単元を新研究を利用して集中的にまとめの内容整理で頭の中にインプットします。その後、インプットした内容をスムーズに引き出すことが出来るのか確認するべく、A問題・B問題と解き進めます。

第五に、もう一昨年度前の過去問を制限時間通りに解き、前回解けなかった教科や単元の得点に変化が出たのか確認し、再度、第二の手順に戻って繰り返していきます。

こうして過去問を解きながら基本の内容整理に戻って理解を深めて頭の中にインプットし、スムーズに引き出せるのか確認しながら五年間分ほど取り組むと、問題文の言い回しや高校毎の出題形式に慣れていきます。そして、私立入試本番では時間配分も含めて練習通りに再現することに集中することで、自分の力を出し尽くすことが出来ます。

家庭教師のアズ金沢教室0120-66-2020)では、全ての受験生が自分の目標に向かってひた向きに努力し、悔いの残らないよう全ての力を出し尽くして入試を終えて合格をつかみ取ってくれることを強く願い、応援しています。